フレームの強度を比較するための業界標準はあるの?その妥当性は?

 

強いフレームと弱いフレームの違いは、弱いフレームが壊れるまで分かりません。

市販の一番安いバイクでさえ国が設けている安全性の最低基準に合格していますが、その強度は皆さんのライドにとって十分と言えるのでしょうか?高性能のフレームを製造しているCervéloでは、社内基準を業界標準の最低20パーセント以上に設定しています。 例えば、フレーム落下試験の要件は150パーセント以上、ヘッドチューブ衝撃試験では87パーセント以上。さらに、200万サイクル以上の摩耗耐性(標準は10万サイクル)を持つ頑丈なベアリングとボトムブラケットを採用しています。

ただ、基準をこれほど高くすると、エンジニアリング上の課題も生まれます。それは、最低基準以上の強さを追求すると、材質の強化という形で重量が増えること。常に剛性の向上と軽量化を目指している私たちは、エンジニアリングを行いながら研究と開発にも多くの時間を費やさなければらないのです。すべてのCervéloフレームの強度基準を高め、そのうえで世界一の軽さも実現したことは大きな成果にほかなりません。

さて、これはサイクリストの皆さんにとって一体何を意味するのでしょうか?それは一言で言うと、安全と安心です。ライドの醍醐味は、速く、快適に、自信を持って旅できること。私たちの目標は、フレームの強度を高めるとともに、皆さんのサイクリストとしての自信を大きくすることでもあります。Cervéloのバイクをハンマーで叩いてくださいとまでは言えませんが、乗っていてフレームが壊れることはないと安心してペダルを踏んでいただきたいと考えています。