一体どの時点が「完全復活」なのか?Caroline(40歳)の場合は5月だとする議論もあるでしょう。この時、このスイス出身のCervéloアスリートはプロの舞台アイアンマン70.3ベトナム大会で3位という素晴らしい記録を残しています。

けれども、Xenaのようなレジェンドサイクリストとなると、優勝があってこそ真の完全復活。それは3か月後、 アイアンマン70.3サンシャインコーストで達成されました。このレースで彼女は2019年9月7日にフランスのニースで開催される2019年アイアンマン70.3世界選手権への出場資格を獲得しています。その後もXenaの勢いは止まりません。 10月のアイアンマン70.3上海 - では5度連続の表彰台、3度連続の優勝、そして今回アイアンマン・西オーストラリアをコースレコードで制覇。勢い有り余るシーズンにさらに驚異的な記録が上乗せされた形です。これまでに彼女は10月12日の2019年アイアンマン世界選手権への切符も手にしました。

スイムの53分54秒と、 Cervélo P5 で炸裂したバイクの4時間44分52秒はどちらも女子最高記録。大きくリードした状態でマラソンに突入したXenaは総合タイム8時間49分46秒で余裕の優勝を果たしました。

「しっかりしたスイムと強力なバイクパフォーマンスがカギですね」とレースを終えて語るCaroline。「180kmは最後にアイアンマンに出てから一度も経験していませんでした。Kona 2015以来だったんです。だからレース後半がどうなるのか、ちょっとした未知の世界でした。でも体はずっと強い状態で、バイクでは他の人よりも前へ前へと進み続けることができました。それがマラソンにつながって、コースレコードを更新できたんです」

コースには大勢の人が並び、大声をあげて、オーストラリア東部のポートマッコーリー に家を構えるこの新しいチャンピオンを讃えました。「私は、いつもより少し早めに自分自身を祝って、最後の数キロを楽しんで走りました」とCaroline。「でももちろん、フィニッシュラインで向こうにいるパートナーのPete Murrayに呼ばれて、息子のXanderに再会するのは特別な瞬間です」

ホリデーシーズンは友人や家族とゆっくりと過ごしたり、Xander君の1歳のお誕生日をお祝いしたりするというCaroline。そのあとは2019年のレースプログラムに向けて決意を新たにします。「アイアンマン70.3とアイアンマン世界選手権への出場資格が年内にもらえたので、次のシーズンでは出場権に対するプレッシャーもありません」「だからリラックスして、自分のやっていることを続けるだけです」